このたび、2023年度の活動内容をまとめた「Climb-2023年度事業報告書-」が完成いたしました!
当財団では、年度ごとに事業報告書を作成し、日ごろお世話になっている皆さまへ1年間のご報告をしております。
以下からご覧いただけますので、ぜひご一読ください。

Climb-2023年度事業報告書-はこちら

2023年度活動のトピックをご紹介します。

<TOPIC1:研究者の交流を後押し>
研究助成や小児医学川野賞では、助成金の交付や賞の贈呈以外に、研究者同士が対面で交流できる場を設けています。2023年度は、研究者同士がより自由に、より活発に意見交換できるよう、発表会・贈呈式にてコーヒーブレイクや懇親会の時間を設けました。参加された研究者からは「交流もできて有意義であったし、刺激になった」と嬉しいお声をいただきました。

<TOPIC2:奨学金の増額>
奨学金事業は、1990年に月額6万円の貸与としてスタートし、2010年から給付型に変更しました。事業開始から33年間、金額は変えずに続けてきましたが、近年の急激な物価上昇に応じて、2023度、給付額を月額7 万円に引き上げました。奨学生からは「勉強や実習に集中できた」と感謝の言葉が届いています。

<TOPIC3:支援先の広がり>
小児医療施設支援事業は、2022年度から埼玉県に加え千葉県内の施設も支援の対象となりました。2023年度は12件のお申込みのうち半数以上が千葉県の施設からでした。少しずつではありますが、この事業の広がりを感じています。