このたび、2024年度の活動内容をまとめた「Climb-2024年度事業報告書-」が完成いたしました!
当財団では、年度ごとに事業報告書を作成し、日ごろお世話になっている皆さまへ1年間のご報告をしております。
以下からご覧いただけますので、ぜひご一読ください。
2024年度活動のトピックをご紹介します。
<TOPIC1:より多くの研究を支援。過去最高額の研究助成を実現>
近年、競争的研究費の獲得がますます厳しさを増しており、多くの研究者にとって資金の確保が困難な状況が続いています。こうした現状を踏まえ、当財団では一つでも多くの優れた研究に支援が届くよう、できる限り多くの研究者に研究費を交付する方針で事業を実施しました。その結果、2024年度は過去最高額となる7,444万円を助成することができました。
<TOPIC2:高い志をもつ16名が新たな奨学生として決定。過去最多の人数!>
2024年度も、小児医学への熱い思いを抱いた多くの医学生から応募がありました。社会人から医学部を再受験された方、育児をしながら学ばれる方など、バックグラウンドはさまざまです。厳正な書類選考と理事長による3日間にわたる面接の結果、過去最多となる16名が奨学生として決定しました。
<TOPIC3:小児医療施設を訪問して知った小児科の課題と子どもたちへの想い>
2024年度、助成金を交付した小児医療施設を訪問し、現場のスタッフの皆さまより「子どもたちのために購入したい物品があっても、購入するお金が不足している」というお話を伺いました。小児医療施設支援事業が、微力ながらお役に立てていることを感じるとともに、まだまだ解決すべき課題が多い実情を知る機会となりました。