2020年度の小児医学川野賞は18件のご応募をいただき、去る12月5日に選考委員会を開催いたしました。各応募者とも優れた業績をあげておられるため選考は困難をきわめましたが、厳正なる審査の結果、受賞者は下記3名の方々に決定いたしました。

【基礎医学】
徳島大学大学院医歯薬学研究部(医学域)
教授 安友 康二 先生
研究テーマ:免疫難病の克服に向けた免疫調節の維持・破綻機構に関する研究

【臨床医学】
新潟大学大学院医歯学総合研究科小児科学分野
教授 齋藤 昭彦 先生
研究テーマ:新生児・早期乳児のパレコウイルスA3感染症の病態生理の解明

【臨床医学】
国立研究開発法人国立成育医療研究センター臓器移植センター
臓器移植センター長 笠原 群生 先生
研究テーマ:小児臓器移植(肝、腎、小腸)およびES細胞を用いた肝細胞移植医療の臨床応用

なお、今年度は臨床医学分野において、受賞に該当する候補者が2名いらっしゃったため、同分野で2名の方へ贈呈いたします。また、社会医学分野は該当者なしでございます。

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