このたび、2022年度の活動内容をまとめた「Climb-2022年度事業報告書-」が完成いたしました!
当財団では、年度ごとに事業報告書を作成し、日ごろお世話になっている皆さまへ1年間のご報告をしております。
以下からご覧いただけますので、ぜひご一読ください。
2022年度活動のトピックをご紹介します。
<TOPIC1:幅広い研究分野への支援>
子どもを身体的な面のみならず、心理的、社会的な面からも支えられるよう、幅広い分野の研究に対して助成や表彰を行いました。研究助成は47名、表彰は3名に、総額7,358万円を助成および贈呈しています。また、4年振りに研究者の集まるイベントを対面形式にて実施し、研究者同士の交流を実現することができました。
<TOPIC2:奨学生へのプログラム提供開始>
これまで小児医学を志す医学生へ奨学金給付を行ってきましたが、彼らが充実した職業人生を送るために、経済的支援以外にもできることがないか、考え続けてきました。2022年度から、「キャリアセミナー」「コミュニケーション研修」などプログラムの提供をスタートさせています。
<TOPIC3:専門家によるセミナーの多数実施>
年々、子どもを取り巻く問題は複雑化していますが、特に子どもの心の問題の増加、また深刻化が心配されています。養護教諭や保育施設の看護職が開催する研修会に、医師を講師として派遣するドクターによる出前セミナー事業においても、お申込みの半数近くが子どもの心に関する問題でした。正しい理解、適切な対応を目指し、各分野の専門家にご協力いただき、多数のセミナーを実施しました。