みんなでのりこえる。

川野小児医学奨学財団は、病気で息子を亡くした父親の
「病に苦しむ子どもを減らしたい」という思いからはじまりました。
1989年に設立され、30年以上にわたって、
小児医学の支援に取り組んでいます。

子どもの病気に関する研究への助成や、
小児科医を目指す医学生への奨学金給付、
小児医療施設のサポートなどに取り組むなかで感じてきたのは、
子どもをとりまく問題の解決には社会全体の力が必要だということです。
医学が進歩し、乳幼児の死亡率は減っていますが、
いまだ解明されない小児の難病の存在や
特別なケアが必要な子どもの増加など問題は尽きません。

さまざまな立場や役割の人たちといっしょに、
子どもたちが直面している問題を、みんなでのりこえる。
私たちは一歩ずつ、歩みをすすめてまいります。

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